ネパール大震災から2週間たちました。
カトマンズ市街地は落ち着きを取り戻しはじめました。
店も開き学校もそろそろ開校になるそうです。
カトマンズ市街地ではマグニチュード4~5強だったとのことで、ネパール独特の強度の弱いレンガ造りの建物が崩壊したのだった。
世界遺産に登録されているバクタプールの古都は耐震に考慮されていなくて貴重な史跡が崩壊したのだった。

ラリグランスクラブのネパール支部長のモティ・ギミレさんの家はしっかりした建物だったし彼の近所の住民も大丈夫だったのは震度4~5だったからとも言える。
ラリグランスクラブのLSG(視覚障害児寮)も新しい建物で無事、貧しい奨学生たちの家は、日干しレンガを積み上げた家だったが軽くて揺さぶられ歪んだが震度に耐えられたのかもしれない。しかしそれは大変幸運なことだった。
日干し煉瓦を積んだだけの貧しい家の密集地は総じて潰れてしまい避難所に集まり救援を待つばかりとなっている。
モティさんは友達グループと一緒に、支援が行き届かない人々にテントやシートや食べ物を配りました。

また、マグニチュード7.8ともなる震源地に近いSindhupalchoukを訪ね、救援活動をしました。
ラリグランスクラブの視察旅行では、4月初めに訪れた(通信116号で紹介)美しい村Bhotechaurの泊まったホテルが全壊したとのこと、2年前に行ったBaltahali Resortも潰れたそうです。
そういえばどちらも危なそうな建物だった。(でも逃げやすかったし命は助かったと思う、、)
政情は不安定で福祉は行き届かない国。この先ネパール全体が非常な困難に陥っていくだろうことは目に見えています。
そこでラリグランスクラブがこれから出来る事は?
先ずは、被害を受けた私たちが関わってきた視覚障害児達、教育支援をしている子どもたち、編み物を通じて自立の道を作っていったお母さんたち、旅行で知り合った人々を 支えるための支援を続けていくことだと思っています。
明日には、集まった義援金のうち 第2回めとして約18万円が手渡せる予定です。
これからもよろしく見守ってくだい。