ラリグランス掲示板復活しました。
3月に「掲示板」が壊れたのをきっかけに「茶飲話し」をアップしていましたが、お返事がしたいとおっしゃってくださった方がありましたので、掲示板を復活させることにしました。
お返事は右上の雲のような形の吹き出しをクリックしてください。
さてネパールから無事に戻った私。直ぐにゴールデンウイークに突入で、歳を考えず勢いにのって翌日からボーリングやその次は海遊館にと孫に付き合ったために息絶え絶え。
旅の相棒Y子さんと忘れぬうちと思って、ネパールで買い集めたバザー商品の整理やネパールでの活動費のチェックや、行程の見直しと来年度にむけての反省課題の整理に一日。
そしてホームページ速報と昨日は77号へホームページの更新。サーバーへの写真の送信が上手くいかず四苦八苦で半日かかりました。
明日からは私も日常に戻ってのんびり楽しく暮らします。
私の本棚も整理されないまま、机上には本が積み重なっています。この際、本棚も元来の「私の本棚」を使って整理します。まずは乱読した本から選りきりを紹介できるようにしますから待ってください。
ラリグランス掲示板の復活
東日本大震災
3月11日に発生した東日本つなみ大震災については、一言書いておかねばならないだろう。
これは阪神淡路大震災もかすむ大災害です。
リアルタイムで放映された津波の恐ろしさを見て恐怖を感じなかった人はいなかったと思う。
川を遡り家屋をなぎ倒し田畑を泥の海にする津波。
高台に向かって逃げる車が津波に巻き込まれてしまった映像もあった。
怖ろしかった。
身内の安否も分からず避難所で寒さに震える被害者の方々はどんなにか不安なことでしょう。
原発の破損が一番怖ろしいかもしれない。
世界中に不安を撒き散らす。
埼玉県で働くモティさんの弟のアナンダさんから電話があった。
「これからどうなるでしょうか?」
そうだ、東京も被害があったんだった。東北ばかりに目が行って東京のことに気付かなかった。
「停電がはじまる。ひゃっかてんがしまる」「しごとなくなる」「せいかつできない」「どうしたらいいでしょうか?」
日本の経済が混乱して先ずしわ寄せがくるのが、安定した仕事を持っていない弱い人々。出稼ぎ労働者。
「ネパールに帰るのが一番かもよ」「やっぱりそうですか。チケット取ったほうが良い?」「いやいや、そんな急に決めなくても、もう少し様子をみてからでいいでしょう。」
「
ネパールに帰ったほうが良いと分かったらすぐ知らせてください。」
「わかった。やばいとなったら、直ぐ知らせるから」
その言葉で安心したアナンダさん。
「日本で働くのは止めた方がいいですよ。ネパールで家族と一緒に生活するのが大事ですよ。」と、何年も前から何度勧めても聞かなかったアナンダさん。
もうチケット取ったほうがいいかなと思わせるぐらい怖ろしい災害だったということです。
そして、結果は、私に相談せず、ネパールに帰って行きました。
新しい掲示板
前回この掲示板で、ホームページ制作のトラブルを書きました。
あれから無事にホームページは更新できたのですが、ホームページに組み入れていた「ラリグランス掲示板」と「私の本棚」のブログが潰れ、回復できないとブログを管理してくださっていたOさんがおっしゃったので、ブログを止めて新しく「茶飲み話」という掲示板に変わる項目を作りました。
その後0さんがまた復活させてくださったのですが、今後同じようなトラブルが起こるとOさんに申し訳ないので、掲示板は「茶飲み話」1本にいたします。
今後はラリグランスホームページ<http://laligurans.com>から「茶飲み話」をご覧くださると嬉しいです。
ホームページのトラブル
ホームページ更新のファイルをサーバーに送るときトラブルの発生が度々起こり本当にイヤになる。
今回も、もう慎重の上にも慎重にサーバーに送ったのに1枚の写真が何故か送れなかった。そこが空白になってインターネット上にアップされた。その写真はモティさんから送られたとてもいい写真だったので、どうしても載せたくて名前を変えて挿入しサーバーに送ったところ、またまた上手く送信されなくて、こともあろうにトップページもろとも白紙の画面になってしまった。
色々手を尽くしたけれどトップページからサーバーに届かず今ホームページは空欄になってしまっている。
とても悔しい。
明日一番に近くのパソコン教室屋さんに飛び込んで指導を頼みます。
しかし一体どうした訳か?
以前もこういうことがありパソコン教室屋さんに飛び込んでどうしてもサーバーに送れないのですと、作業をしながら説明をしている間に、何故かすんなり送ることが出来さっぱり訳が分からない。
ホームページのファイルを作るのは楽しみながらしているのだけれど、最期の段階でサーバーへの送信でいらだつこと甚だしい。
本当にいやになります。
老前整理
「老前整理」坂岡洋子著の本が、紀伊国屋書店売れ行き第1位になっているとか。
気力、体力、判断力あるいま、出来ることを!と身辺整理のハウツーを教えてくれる本らしい。「捨てれば心も暮らしも軽くなる」というキャッチフレーズです。
いつもその必要性を感じている私は、すぐに飛びつき新聞の広告を切り抜きました。
テーブルに置いた切抜きを見た嫁が、「おかあさん、こんな本読んでも無理無理。先ずこの本を買えば1つ物が増えるのよ」という説得力のあるご意見をたまわれた。
女性週刊誌の広告のように、多分広告文より詳しいことは載っていないでしょう。
・老いるほど、捨てられないものです
・子どもの巣立ちは整理時
・「生前整理」は家族のため、「老前整理」は自分のため
・整理の成功は、モノ八分にあり
、、、、、、、、、
新しい情報はありません。とにかく腰をあげ「モノ八分」をめざして、決断実行に乗り出そう!
待てよ。
気力、体力、判断力あるいま、出来ることですって?
考えてみると、整理に対しては、気力、体力、判断力乏しいなあ。
実行する前に本を読む必要があるかも、、、
タイガーマスク騒動
タイガーマスクこと伊達直人の名を借りて児童養護施設へのランドセルの寄付が全国に広がり話題になっています。
可愛い1年生が背負うピカピカのランドセル。
孫達が入学する時値段を聞いて高価で驚きました。平均3万円ぐらいしたと思います。
でも全国の新入生は全員そろって、保護者がなんとか調達してくれたランドセルを背負ってにこにこ入学です。
さて養護施設の子ども達ですが、施設でランドセルを調達できずランドセルをもらえなかった子どもはいないと思います。この時期もうすでに何らかの方法で調達されていると思うのです。
給食費を払うのも苦しい貧しい生活の人たちのほうがランドセルを用意するのが大変だと思います。
施設の子どもはランドセルよりもっと他に必要とされているものが不足しているのではないでしょうか。
そのためにはランドセルを贈るよりお金を寄付するのが役に立つのではないかと思うのですが、、。
昔、母から○○を息子たちのために買いなさいとお小遣いをもらったのに、○○より☆がほしかったからと勝手に☆に変えて買い、怒られた経験があります。母は○○をあげたかったのに、、、と気分を悪くして怒りました。
それは母の自己満足で孫のためではないと私はムッとしました。でもよく考えてみると、母も良い気持ちになりたかったのだろうと思い当たり、それからは母の喜ぶようにしました。
が、施設に寄付する場合は自分の満足のためにしてはいけないと思います。施設の方たちが必要とされているものを訊ねて差し上げて初めて寄付が役に立ちます。
でも何はともあれ、今回の騒ぎで施設の子ども達のために何か役に立ちたいと思っている方が大勢おられることが分かって嬉しい気持ちになりました。
明けましておめでとうございます。
2011年を迎えました。
朝日新聞の声欄で「限界効用逓減則」という言葉を初めて知りました。
善意の行為も回を重ねるごとに相手からは当たり前と受け止められ、逆にそうすることが義務のように思われて、さらなる善意の行動を要求されたりしてしまう法則ということだそうです。
例えば私たちが行っているネパールへの支援が、恩恵を受ける現地の人々は当たり前と思うようになり、だんだん感謝しなくなって、もっと支援を要求するようになるのが、人間であれば普通ということです。
逆に私たちも、多くの方からのご寄付をいただいて活動しているので善意を受ける側の気持ちが理解できます。
ご寄付を当たり前に思い、さらなる善意を望むという落とし穴に落ちないよう気をつけねばなりません。
「声」欄で堺市の八窪さんという方が言われているように、<人と人の関係では慣れは慎まねばならない。義務ではなく善意で行われることには「ありがとう」と感謝しなければならない。人をモノと見ない生き方を心がけることで、限界効用逓減則を回避しよう。そこにこそ温かい人間関係を継続できる極意がある。>ということを胸に刻みました。
今日ホームページを更新し、多くの方々からの支援でクラブは成り立ち感謝していることに触れました。
ネパールの人たちとだけではなく周りの全ての人々と温かい人間関係を継続できるようになりたいと、新年にあたり決意したしだいです。
本年もよろしくお付き合いください。
日本ライトハウス情報文化センターを訪ねて
ラリグランスクラブではカトマンズで、現在4名の視覚障害者と6名の健常者のこども達の教育支援をしています。(そのことは、随時HPで報告しているので通信を見てください。)
特に視覚障害者の子どもは、将来自立した生活をしたいとの自覚があり、みんな本当に熱心に勉学に励んでいます。
クラブではSLC(高校卒業検定資格)の合格を最終目標にスカラシップ制度を始めたのですが、視覚障害者にとってはSLC後もサポートを必要としていることが分かりました。単に学校で学べる事だけの学資のサポートでは片手落ちで、健常者へのサポートとは違ったサポートの仕方があるにちがいありません。
私の周りに視覚障害者の知人がひとりもいないので、視覚障害者を真に理解できる事が出来ません。それで思い切って大阪の<日本ライトハウス情報センター>に相談をもちかけ、今日久堀洋子さんと二人で訪ねて、総務部長の竹下亘さんから視覚障害者の方たちとの関わり方について親切に色々教えていただくことが出来ました。
久堀さんは教職についておられたとき視覚障害の生徒をもたれた経験をお持ちですが、私には初めて学ぶことが多々あり感銘をうけました。
又、日本では日本の視覚障害者のためだけではなく、<アジア太平洋地域の障害者を支援する活動>が活発にされていることを知り驚きました。
日本の障害者のためだけでなくアジアの発展途上国の障害者の方たちに日本で研修する機会をつくり彼らが国に帰って自国の障害者達の自立を導くリーダーを育てることに取り組んでおられるのです。
過去に招聘されたネパールの若者がいたことも分かったので今度ネパールに行ったときに会ってみたいと思っています。
今後の取り組みに助言をいただけるのではないかと思います。
ネパールにも<NAWB・ネパール盲人福祉協会>という組織があることも知りました。ここにも訪ねてみたいです。
視覚障害者のサポートを単なる思い付きで行って彼らをスポイルすることの無いように、竹下さんたち経験者の方たちから教わり慎重に取り組んでいこうと決意しました。
今後ホームページで随時取り組みについての報告をしますから楽しみにしていてください。
最大イベントバザー終了
奄美大島の大雨大災害後の台風で、天候が危ぶまれる中、ノートルダム女子大学の学祭が予定通り開催されました。
初日は小雨の中テントの設定、午後はなんとか切り抜けましたが、翌日は午後から本格的な雨となり苦労しました。
でも、恒例となったラリグランスの出店は、大学職員の皆様が楽しみにしていてくださり、一年ぶりの逢瀬に購買のことより世間話に花が咲いたと言う感じ。
おしゃべりしながらも少なくとも1点はお買い上げくださって2日間で8万円を超える売り上げとなりました。
お客様は常連になっているので、定番のカモシカ皮ポーチや帽子やショールはみなさんに行き渡り、一方新顔の学生の財布の紐は固くて、来年は商品に工夫が必要でしょう。
今年もネパール民芸品よりメンバー手造りの蓼科のラベンダーポプリやクリスマスリースやシュシュに人気がありました。資金集めにはネパール品に限らずフリマのように家に眠る死蔵品なども加えてもいいかもしれません。
バザーの目的は、利益をあげるより、ネパール支援の輪を広げることが重要で、その点では継続することで目的を達成していると言えますが、やっぱり苦労に見合った売り上げも欲しいからね。
でも何と言っても私たちの頑張りが、ネパール支援に対しての関心と理解を呼び、寄付金に繋がっていることが実感できるので遣り甲斐のある活動となっています。
久堀洋子さん、川勝宏子さん、森洋子さん、谷澤史子さん、私たち一緒によく頑張ったよねぇ!
仲間とお客様に心から感謝。ありがとうございました!
写真はクリスマスリースとポプリ(クリックすると大きくなります。)
ホームページ更新しました。
ホームページ更新しました。
月に1度の更新を目指していますが、忙しくて更新が遅れました。
今ネパールはダサイン祭1色に染まっています。ダサインダサインと大騒ぎですが今回のモティさんのレポートでダサインは何を祀るお祭りかがお分かりになれたと思います。
ダサインについては通信36号でスマナ・シュレスタさんもコラムに書いてくださっています。リンクを張っていますのでクリックしてご覧ください。女性から見た楽しいお祭りの様子が書いてあります。
ホームページを覗いてくださった数名の方から、志水君のレポートに大変感動を覚えましたとのコメントをいただいています。
今期のネパール体験で生きる張り合いを得た志水君の今後の成長を楽しみに見守りたいと思っています。
それと来年度は視覚障害者支援のあり方を充実させたいと考え中です。皆様の変わらぬサポートを願っています。