明けましておめでとうございます。

2011年を迎えました。
朝日新聞の声欄で「限界効用逓減則」という言葉を初めて知りました。
善意の行為も回を重ねるごとに相手からは当たり前と受け止められ、逆にそうすることが義務のように思われて、さらなる善意の行動を要求されたりしてしまう法則ということだそうです。
例えば私たちが行っているネパールへの支援が、恩恵を受ける現地の人々は当たり前と思うようになり、だんだん感謝しなくなって、もっと支援を要求するようになるのが、人間であれば普通ということです。
逆に私たちも、多くの方からのご寄付をいただいて活動しているので善意を受ける側の気持ちが理解できます。
ご寄付を当たり前に思い、さらなる善意を望むという落とし穴に落ちないよう気をつけねばなりません。
「声」欄で堺市の八窪さんという方が言われているように、<人と人の関係では慣れは慎まねばならない。義務ではなく善意で行われることには「ありがとう」と感謝しなければならない。人をモノと見ない生き方を心がけることで、限界効用逓減則を回避しよう。そこにこそ温かい人間関係を継続できる極意がある。>ということを胸に刻みました。
今日ホームページを更新し、多くの方々からの支援でクラブは成り立ち感謝していることに触れました。
ネパールの人たちとだけではなく周りの全ての人々と温かい人間関係を継続できるようになりたいと、新年にあたり決意したしだいです。
本年もよろしくお付き合いください。

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