東日本大震災

 
3月11日に発生した東日本つなみ大震災については、一言書いておかねばならないだろう。
これは阪神淡路大震災もかすむ大災害です。
リアルタイムで放映された津波の恐ろしさを見て恐怖を感じなかった人はいなかったと思う。
川を遡り家屋をなぎ倒し田畑を泥の海にする津波。
高台に向かって逃げる車が津波に巻き込まれてしまった映像もあった。
怖ろしかった。
身内の安否も分からず避難所で寒さに震える被害者の方々はどんなにか不安なことでしょう。
原発の破損が一番怖ろしいかもしれない。
世界中に不安を撒き散らす。
          
埼玉県で働くモティさんの弟のアナンダさんから電話があった。
「これからどうなるでしょうか?」
そうだ、東京も被害があったんだった。東北ばかりに目が行って東京のことに気付かなかった。
「停電がはじまる。ひゃっかてんがしまる」「しごとなくなる」「せいかつできない」「どうしたらいいでしょうか?」
日本の経済が混乱して先ずしわ寄せがくるのが、安定した仕事を持っていない弱い人々。出稼ぎ労働者。
「ネパールに帰るのが一番かもよ」「やっぱりそうですか。チケット取ったほうが良い?」「いやいや、そんな急に決めなくても、もう少し様子をみてからでいいでしょう。」

ネパールに帰ったほうが良いと分かったらすぐ知らせてください。」
「わかった。やばいとなったら、直ぐ知らせるから」
その言葉で安心したアナンダさん。
「日本で働くのは止めた方がいいですよ。ネパールで家族と一緒に生活するのが大事ですよ。」と、何年も前から何度勧めても聞かなかったアナンダさん。
もうチケット取ったほうがいいかなと思わせるぐらい怖ろしい災害だったということです。
そして、結果は、私に相談せず、ネパールに帰って行きました。

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