日本ライトハウス情報文化センターを訪ねて

ラリグランスクラブではカトマンズで、現在4名の視覚障害者と6名の健常者のこども達の教育支援をしています。(そのことは、随時HPで報告しているので通信を見てください。)
特に視覚障害者の子どもは、将来自立した生活をしたいとの自覚があり、みんな本当に熱心に勉学に励んでいます。
クラブではSLC(高校卒業検定資格)の合格を最終目標にスカラシップ制度を始めたのですが、視覚障害者にとってはSLC後もサポートを必要としていることが分かりました。単に学校で学べる事だけの学資のサポートでは片手落ちで、健常者へのサポートとは違ったサポートの仕方があるにちがいありません。
私の周りに視覚障害者の知人がひとりもいないので、視覚障害者を真に理解できる事が出来ません。それで思い切って大阪の<日本ライトハウス情報センター>に相談をもちかけ、今日久堀洋子さんと二人で訪ねて、総務部長の竹下亘さんから視覚障害者の方たちとの関わり方について親切に色々教えていただくことが出来ました。
久堀さんは教職についておられたとき視覚障害の生徒をもたれた経験をお持ちですが、私には初めて学ぶことが多々あり感銘をうけました。
又、日本では日本の視覚障害者のためだけではなく、<アジア太平洋地域の障害者を支援する活動>が活発にされていることを知り驚きました。
日本の障害者のためだけでなくアジアの発展途上国の障害者の方たちに日本で研修する機会をつくり彼らが国に帰って自国の障害者達の自立を導くリーダーを育てることに取り組んでおられるのです。
過去に招聘されたネパールの若者がいたことも分かったので今度ネパールに行ったときに会ってみたいと思っています。
今後の取り組みに助言をいただけるのではないかと思います。
ネパールにも<NAWB・ネパール盲人福祉協会>という組織があることも知りました。ここにも訪ねてみたいです。
視覚障害者のサポートを単なる思い付きで行って彼らをスポイルすることの無いように、竹下さんたち経験者の方たちから教わり慎重に取り組んでいこうと決意しました。
今後ホームページで随時取り組みについての報告をしますから楽しみにしていてください。

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