年に一度のネパール視察の旅では、合間に小さな旅を予定に組んでいます。
去年はネパールとチベットとの国境にあるタトパニ温泉に行きました。(ホームページ参考:バックナンバー集から 通信55号)。
泊まったところはタトパニの近くにある、世界のバンジーファンに話題になっているらしいバンジーのためのリゾート地です。宿泊所は深い渓谷にかかった吊り橋を渡った森の中にあるテントでとても野趣豊かな素敵な所です。そこまでは橋を渡らないと行けないので、十津川にかかる谷瀬の橋で動けなくなった高所恐怖症の友人がいれば泊まる所はありません。
私は高所が大好きで揺れる橋から谷を覗き見て興奮していましたが、何と仲間の30歳過ぎのY子ちゃんと20歳のS君が飛んでみたいと言い出したのです。
Y子ちゃんの感想文がありますから抜粋します。
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雨も小雨どころではなくなっていたけれど、着々と私の身体にバンジーの装備が装着されていく。私の前にはすでにS君が飛んで言った・・落ちていった?高さ160m。「スリー、トゥ、ワン、バンジー!!」
全く躊躇なく行けた。ロープが伸びるまでは完全に独りで飛んでいる感じ、、。
バンジーで分かったこと。私は160mを飛ぶ勇気を持った人物なのだと初めてわかった。このことは、これから生きていくうえで大きな収穫だと思う。
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S君は、もう怖くて生きた心地がしなかった。頭真っ白になり吐き気が起こり、もう2度としない!、、とは言わないけれど、、、。
とY子ちゃんが、飛び終えて大はしゃぎの横でシュンとしていました。
その時モティさんが、しきりに自分も飛んでみたいと言ってましたが年齢制限に微妙にかかるようで、私達ははなからダメダメと相手にしていなかったのですが、なんと先週飛んできたというのです!
バンジーのことを聞いた娘のアヌちゃんが「絶対に飛びたい」と言っているので家族で去年の旅をもう一度やってみると知らせを受けていたのですが、何とモティさんも飛んできたというメールを受け取りました。
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バンジーはとてもこわかったけれど たのしかった。アヌもわたしも バンジーをしました。
バンジーでとんだとき ふだんの じんせいのこと ぜんぶわすれてしまって ちがうせかいに いった きもちに なりました。 とっても エキサイティングしました。
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という リアルな報告をいただきました。
モティさんって 凄い勇気のある方だと再認識です。
今年の旅はインドとの境ジャナクプール方面にいく予定でとても楽しみにしています。
(写真左は渓谷 写真右は飛んでいるY子ちゃん 橋の向こうに見える家は対岸でロッジ側から撮った写真です。クリックすると大きくなります。)